鶴川第二中と真光寺中が6月21日に、鶴川中と金井中が6月28日に、1学期期末テストが始まります。北進ゼミナールでは定期テストの対策を重視し、3週間前からテスト対策をスタートしています。
鶴川校では先日、鶴川第二中と真光寺中の生徒を対象に「ワークチェック」を行いました。これは学校で使用しているワークやプリント、ノートなどの提出物を、塾の教師がすべて目を通し、提出前に問題となる箇所の改善を図るというものです。
テストで点数さえ取れれば成績が上がるというわけではありません。提出物や学校生活にも気を配らなければなりません。そうしたテスト以外の面でのチェックやアドバイスもここでは行っています。
さて、入塾間もない生徒のワークチェックをしていると、何のために提出物を出すのかもわからず、ただ提出日に間に合うように仕上げてあるだけというものに出くわすことがあります。字は雑で、赤ペンでマルつけをして正解を書き写してあるだけのものです。
提出物は、学校の先生にとって生徒の成績をつける基準となる、大変重要なものです。それにもかかわらず、雑な提出物を期限ギリギリに仕上げて満足している子どもが本当に多いのだなと感じます。
先生:「何のためにこの提出物を出すの?」
生徒:「成績を上げるため」
先生:「この提出物で成績が上がると思う?」
生徒:「…いや、多分無理かも」
こんな当たり前のこともわからずただ漫然と勉強をしてきた子どもが、目を覚まして見違えるような提出物を提出すると、学校の先生も今までとの違いに驚き(時には疑われることも!)、しっかりやってきたのだとわかってもらえて成績が上がった、という前例もありました。
鶴川校には「伝説のワーク」があります。ある先輩が残していってくれたもので、常にA評価を取って学校の先生に褒められ続けたワークです。生徒たちはこのワークを目標に、字を丁寧に(=先生が読みやすいようにはっきりとした字で)、ただマルつけするだけでなく、自分で解説や注意すべきことを書き込んでいきます。
◎A評価のワークのほんの一例です。 ← クリックしてください。
先生:「何のためにこの提出物を出すの?」
生徒:「他の子よりいい成績を取るため」
先生:「そのためにはどうしたらいい?」
生徒:「他の子よりもいい仕上がりの提出物を出す!」
…と言って、ある生徒は不正解の問題だけでなく、正解した問題にも注意すべき点を書き込み、正にテストに向けての対策としていました。この書き込みのおかげで、A評価を取っただけでなく、テストでミスが激減したことは言うまでもありません。
テストまであと10日余りです。
生徒の皆さんは万全の準備を整えて、全力を出し尽くしましょう!
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