今回は、「小学生のうちに身に付けたい5つの習慣」というタイトルで、

保護者勉強会を開催させていただきました。

 

当日は、多くの保護者様、生徒さんにお集まりいただきありがとうございました。

都合が合わず、参加出来なかった方のために、

簡単にですが、お話させていただいた内容をこちらで紹介したいと思います。

 

 

[su_heading][1]   授業を受けたら必ず復習をする習慣[/su_heading]  授業の復習は、当日もしくは遅くとも翌日に行います。ノートとは別の紙に、その日の授業で講師が言ったセリフや状況を思い出しながら、ブツブツ声に出しながら授業のノートを写していきます。その時、授業中に行った練習問題などは問題だけを写してノートを隠し、もう一度やってみましょう。時間や手間がかかりすぎることは継続するのが困難になりますから、1回の授業の復習にかける時間は20程度を目安としてください。

     Point1 ⇒ 声に出しながらノートを写す!  

     Point2 ⇒ 授業で扱った問題をもう一度解く!

 

[su_heading][2]   問題を解くときの習慣[/su_heading]

 間違った問題が解けるようになって、初めてレベルアップです。 問題を解いてマル付けをしたら、以下のことを絶対にやりましょう。間違えた問題には「×」の印をつける。解いていく中で自信のなかったものには「△」をつけましょう。「×」や「△」がついたものは必ず解き直しをしなければなりません。解き直しをしてみて、正解だったものは問題なしで「○」。二回目の解き直しでも間違えてしまったものには「☆」をつけ、要注意問題として徹底的に復習を行います。

     Point ⇒ 問題を解いたらすぐにマルツケをすること!

     Point ⇒ 間違い直しを必ず行うこと!

 

[su_heading][3]   時間を計る習慣[/su_heading]

 普段からテストを意識して問題を解くようにすることが重要です。中学校で行われる定期テストでは、小学校で行われているテストとは比べ物にならないほど、難易度が上がります。また、問題数が異常に多い場合もあります。これに備えて、普段の宿題や問題演習のときに時間を意識して解くことが肝心です。具体的には計算問題であれば一問20~30秒以内が目安となります。塾の宿題では毎週15問(小4は10問)×5回分の計算ドリルを出していますから各回7分30秒(5分)で毎日続けるだけでもスピードはついてくるはずです。

      Point ⇒ 時間を計って問題を解く!

      Point ⇒ 時間は自分で決めること!

 

[su_heading][4]   ノート提出を意識する習慣[/su_heading]

 中学生になるとノートの出来が成績に影響を及ぼします。何のためにノートを取っているのでしょうか?答えは簡単。もちろん復習をするためですよね。つまり、あとから見返して、その日の授業を思い出すために取っているはずなのです。ですから、後で見て、理解できるノートになっていなければなりません。しかし、ノートの取り方が雑な生徒は、「でも、自分がわかるからいい。」とよく言いますが、それは大きな間違いです。自分がどうかではなく相手にどう見られるのかというところに意識を向けなければなりません。提出をするという事は、他人が見るわけですから。自分の努力がアピールできるノートでなければ意味がありませんよね。しかし、実はノートが丁寧すぎるのも考え物です。特に女の子に多いのですが、非常に多くの色を使ってカラフルにノートを作る生徒がいます。そして、そこにこだわるあまり大事な話を聞き逃し、結果として授業についていくのが大変になることもあります。これでは本末転倒です。使用する色は赤・青、そして黄色の蛍光ペン1本で十分です。限られた時間の中でのベストパフォーマンスを心がけるようにしましょう。 

      Point ⇒ あとから見返せるノートになっているか。

      Point ⇒ いかに第三者に綺麗に見せられるか。 

 

[su_heading][5]   記録する習慣~タイムマネジメントとLSD~[/su_heading]

 時間の使い方がうまくなれば、遊びと勉強を両立することが出来ます。そして、自分で計画を立てたこと、約束をしたことを守るという満足感を体験し続けることが自信になり、やる気を高めるという「プラスの循環」をつくりだします。

①やることリスト帳を作成しましょう。

まずは、「やるべきこと・やらなければいけないこと」を書きだします。次に、書き出したものに優先順位を付けていきます。そして、それぞれに、期限を設けます。あとは、毎日優先順位の高い順に終わらせていくだけです。いつまでに、何を終わらせなければいけないかということが、目に見えてわかるようにすること、そして計画を自分で建てることに意味があります。これをしなければ、気が付けば一日が終わり、気が付けば宿題が出ていたことを思い出したときには、塾や学校の座席に座っているなんてことになっているかもしれません。

②LSDを作成しましょう。

自分の行動記録をつけることで、一日の反省をすることができるようになります。
LSDについて詳しくは、 新学年を迎えるにあたって②の記事をご覧ください。

      Point ⇒ やることリスト帳を作成しよう!

      Point ⇒ その日の行動を記録に残そう!

 

 

 

 

[su_heading] いかがでしたか?

当たり前のことですが、できていないことが多くあったのではないでしょうか?

全てを完璧にやろうとする必要はありません。

出来ることから、行動を変えていくことで、変化が生まれてきます。

まずは、自分にとって簡単なことからで構いませんので、一つずつ始めてみてください。[/su_heading]

 

竹上