今週の授業では、2024年度の難化した公立入試問題を使って出題傾向の説明をしました。
神奈川県の公立入試は、共通テストを意識した出題傾向が強まっています。
そのため、解き方のコツを教えて体感してもらうことで生徒自身もやり方を身につける必要があります。

国語では、難化した問4の古文を一緒に解きながらコツを解説しました。
「共通テストのように、最初の場面が分かりにくい文章が選ばれている。1問目であきらめるな!」
「気にせずに読み進めることで、最初の場面が理解できる構成になっている。」
「これから1年かけて、基本の重要語句、敬語や文法の知識を定着させていく!」
「仕上げは、入試対策で文章の展開を掴む練習だ。学校の古文ではできないことをやっていくよ。」

社会も、問4の近現代史(ア)で出題された「お雇い外国人」を扱いました。
「実は、教科書にも下線部の『お雇い外国人』は載っていない。」
「でも、年表の同時期に『岩倉使節団」とあるね!線を引いて!」
「『岩倉使節団』といえば、江戸末期かな、明治のはじめかな?そうそう、明治のはじめだね。」
「じゃあ、選択肢を見て! 消去法で明治時代以外の選択肢を消していこう!」
「1.は『満州事変』だから昭和。2.は『大日本帝国憲法の改正』だから明治っぽい。だけど、1871年の『岩倉使節団」は1889年の憲法公布より前のできごとだから、ひっかけ。4.は『鎖国』だから江戸時代。」
「そうすると正解は…残りの3.こうすれば迷っても2択まで絞って正解率も上がるでしょ!」
「大切なのは下線部以外の情報を探すこと。そして、選択肢から知識+思考力で解くこと!」

定期テストも終わり、入試に向けて新中3は始動しています。
4月と言わずに、今から先を見据えて一緒に力をつけていきませんか?

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
横浜市都筑区牛久保西1-10-9
TEL 045-911-2465(月~土の13:00~22:00まで受付 木のみ14:00~)
市営地下鉄「センター北駅」徒歩5分/都筑医療センターすぐのローソン隣
北進ゼミナールセンター北校