初めて英語を勉強するときに「英単語がなかなか覚えられない」という子がいます。
また、ある程度英語を学習していても、自分のスペルミスに気づけない子もいます。
そんな子たちのために、私が勧めている学習法を伝授します!
① まずは「よく見る!」
いきなり単語を書いて練習し始める。そして、途中でスペルを間違えて練習している。
よく見かける光景です。間違えて覚えるのは悲しいのですぐにやめましょう。
まずは、よ~く単語を観察しよう。
例えば、コロンブス版教科書の中1で登場する「消しゴム」”eraser”。生徒がよく間違える単語です。
「イレイザー」という発音に合わせて、部分ごとに分けてみよう。
ィe / レイra / ザーser
さあ、もう一度、それぞれの発音とスペルを見比べましょう。
ローマ字の書き方と違うところに注目しよう。「レイ」と「ザー」ですね。
「ここがポイント!」と自分に意識させましょう。
② 書いて覚えよう!
いよいよ、書いて練習です。
「イ/レイ/ザー」と声を出しながら書いてみましょう。
「e/ra/ser」と書けましたか?模範解答を部分ごとに見ながら確かめましょう。
さあ、もう一度書いて練習しましょう。多くても4~5回書けば十分です。
(10回も20回も書くと、覚えることより書くことが目的になってしまいます。
勉強が苦痛になり、時間もかかるだけで頭に入りません。いますぐやめましょう。
大事なのは「覚える」ことです。だから書く前によく観察するのです。)
1回書くたびに、必ず模範解答と見比べましょう。
(ひとつ前の単語と見比べるのはやめましょう。間違えているかもしれません。)
③ テストしよう!
このような方法で覚えたい単語を一通り練習したら、最後にまとめてテストしよう。
丸つけをするときは、必ず模範解答と丁寧に部分ごとに見比べよう。
④ 間をおいて再テストをしよう!
翌日・1週間後・2週間後・テスト前、と間をあけて再テストしてみよう。
悲しいかな、人間は時間が経つと忘れます。
でも、そこでもう一度復習すれば、次からもっと強く記憶に残るようになります。
どうですか?いきなり書いたり、たくさん書く方法より覚えやすいでしょう!
これは漢字を覚えるときにも使えます。漢字なら部首ごとに分けて観察しましょう。
室長 渡辺
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