定期テストで社会の記述問題やグラフの読み取りが苦手で…
という相談をよく受けます。
応用問題ができるようにするために、お勧めの勉強方法があります。
それは、「最初に教科書を音読すること」です。
実際にある中学で出題された問題を例に見てみましょう。
(問)資料を見て、豊臣秀吉が行った太閤検地の目的を簡潔に説明しなさい。
資料には「検地を行っている絵」「京ます」「検知尺(ものさし)」が載っています。
この地域の採用教科書は「帝国書院」なので、そのP106から引用します。
「秀吉は年貢を確実に集めるために、それまで地域によって違っていた
ものさしや升を統一し、石という単位を用いて田畑の広さや収穫高を調べて、
検地帳を作成しました。」
この部分を要約して答えを作ると…
(答)全国の単位を統一して、土地の収穫量も調べることで年貢を確実に集めるため。
ほら、答えられました!
ポイントは、ノートやプリントだけで用語を覚えるのは通用しないということです。
この問題は要約が必要でしたが、本文をそのまま答えるだけの記述問題も結構多いんです。
グラフの読み取り問題も、単純な数値の読み取りは別として、
教科書の本文に目を通しておくと、何を答えさせたいかわかる問題が多いんです!
だから、これからは以下の順番で勉強してみましょう。
少し難しい問題も解けるようになりますよ。
①「教科書を音読」して用語やできごとをセットで理解する。
② 音読した後で「自分で自分に要点を説明できるようになるまで繰り返す」。
③ 学校のノートやプリントで教科書に書いていないことを追加で覚える。
塾で社会をとっていない子にもできるやり方なので参考にしてみてください。
それでも社会は嫌いだという子は、私の授業で頻出ポイントを聞いてください(笑)
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