中１・中２は、学年末テスト10日前になりました。
学年末テストや高校入試のために、２月から理社を受講した生徒が
今日から参加してくれました。
子どもからよく相談されるのは
「暗記が苦手で…」とか「どうしても覚えられなくて」というもの。
特に、嫌いな科目は「やりたくないな」という気持ちがあって
なかなか頭に入ってこないでしょうね。
でも、暗記ができないというのは間違いです。
本当の理由は二つあります。
① 小学生の頃から、暗記をする訓練が不足しているから
② 暗記はできるが、すぐに忘れてしまうから
のどちらかなのです。
①の場合は、もっと脳を発達させる訓練をするしかありません。
今日も、リクエストに答えて暗記のコツを教えました。
暗記力が鍛えられる「サーキット学習法」です。
・問題を読んで、即答する。できなければ答えをすぐに見てしまう。
答えられなかった問題には印をつけておく。
・次の問題も同じようにしていく。
一定の範囲を終えたら、また最初に戻って同じことを繰り返す。
答えられない問題ほど印が増えていきます。
この方法の長所は、何回も答えられないと自然と「悔しい！」と思うことです。
その気持ちが、「覚えたい」という欲求に繋がって暗記ができます。
また、自然と集中力も増していきます。
慣れてくると短時間に大量の暗記もできるようになって、脳が発達します。
②の「忘れてしまう」は、人間なら当然のことです。
例えば、教科書の重要英文を暗記させて満点が取れるようになった子がいます。
暗記に慣れていないのは分かっていたので、翌週にもう一度テストしましたが
正解率は半分程度でした。（予想通りです。）
短期記憶を長期記憶に変えるには、反復練習をするしかありません。
「1週間ごとに、復習日を自分で作って総テストをしてごらん。
忘れるのは当たり前だよ。人間の頭はそうできているんだから。
大事なのは、間を置いて再テストすること！
そして、また暗記を繰り返すとだんだん忘れる量が減ってくるよ。」
という話をして、自分で確認する習慣をつけさせるしかありません。
もし、お子さんが同様の問題でお困りなら、このようにアドバイスして下さい。
慣れるまで保護者の方が一緒にやってあげるとより効果が出ます。
他にも困ったことがあれば、ご相談ください。
センター北校室長 渡辺崇
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北進ゼミナールセンター北校
